日本のドラッグストアが観光名所になった理由
欧米の薬局は、薬と基本的な日用品を売る店です。一方、日本のドラッグストアは、暮らしにまつわるものが何でもそろうお店に近い存在です。スキンケア、熱烈なファンがいる美容グッズ、お菓子、サプリ、手頃な値段のコスメ。予定より多く買ってしまうことも十分ありえます。
マナーの話は、ほとんどがテスターと店員とのやり取りについてです。特にテスターは知っておきたいポイントです。多くのお店にはテスターの棚があり、鏡が置いてあることもよくあります。暗黙の約束は、テスターは買うかどうか決めるために少しだけ使うもので、たっぷり使える無料サンプルではない、ということです。控えめに、手の甲で試し、次の人が気持ちよく使える状態にしておきましょう。
シートマスクの通路で、同じ店員が何度も目に入る? 店員は売り場を回って、商品を補充し、お客さんに声をかけるのがいつもの仕事です。あなたに向けたものではありません。会釈して「大丈夫です」と言えば、見ているだけだと伝わります。
テスターは少しだけ。メイクをしに来たわけではありません。売り場の店員さんはいつもの仕事をしているだけで、あなた個人に向けたものではありません。それがドラッグストアでの心得です。
知っておくと役立つこと
- 免税で買い物 — 多くのドラッグストアが、外国人旅行者向けの免税制度に対応しています。入口やレジに出ている「Tax Free」の表示を探しましょう。同じ店で同じ日に税抜5,000円以上買い、パスポートを見せる必要があります。2026年11月1日からは、レジで消費税込みの価格を払い、日本を出国するときの税関確認のあとで税金が戻ってくる仕組みになります。なお、食品やお酒以外の飲み物の消費税は10%ではなく8%です。
- ポイントカードはすぐ貯まる — マツキヨのアプリ、ツルハ独自のカード、ほかのチェーンのポイントなど。旅行中に同じチェーンでよく買い物をするなら、登録しておく価値があるかもしれません。ポイントアップの日を設けているチェーンもあります。
- 店によって値段が違う — 同じ商品でも、店ごとに値段が違うことがあります。たくさん買うなら比べてみましょう。
- 薬剤師に質問されるのは普通のこと — 特定の種類の薬を買うときは、薬剤師から年齢や今飲んでいる薬などについて質問されます。薬の種類によっては、法律で決められている確認です。詮索しているわけではないので、簡単に答えればすぐに終わります。
- 薬をまとめ買いする前に、持ち込みのルールを確認 — 日本の薬の中には、自分の国で制限されているものがあるかもしれません。スキンケアや化粧品なら、たいてい問題ありません。コデインや興奮作用のある成分を含む薬は、荷物に入れる前に確認しておきましょう。
クイズで確認
ドラッグストアでの振る舞いが身についたか、3問で確かめてみましょう。20秒ほどで終わります。