日本の集合住宅の壁は、なぜこんなに薄いのか
日本の集合住宅の多く、特に古い物件や小さい物件は、木造か軽量鉄骨造です。建築費が安く、工期も短く済みます。その代わり、音はよく伝わります。**鉄筋コンクリート造(RC)や、さらに重い鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)**の建物はずっと静かですが、そのぶん高くなります。
つまり、Airbnbやウィークリーマンション、安めのアパートメントホテルに泊まるなら、隣の人にはほぼすべて聞こえていると考えておきましょう。 考えすぎではなく、建物の構造上そうなっているのです。
静かにすべき時間帯の目安
全国共通の決まりはありませんが、集合住宅の「静かにする時間」としてよく言われる目安は次のとおりです。
- 話し声・テレビ・足音:だいたい22時〜朝8時は控えめに
- 振動する家電(洗濯機、乾燥機、掃除機):だいたい20時〜朝8時は使わない
建物によっては、独自の時間を決めていることもあります。ホストから案内があるはずですが、なければこのおおまかな目安に従いましょう。
いつでも気にせずしていいこと
- 日中に普通の声で話す
- シャワーを浴びる(夜は短めに。配管の音が響きます)
- キッチンを使う(電子レンジやコンロは問題ありません)
- 常識的な音量でテレビを見る
- 部屋でふだんどおりに過ごす
騒音のルールは夜遅くの大きな音と振動についてのもので、一日中黙っていなければならないわけではありません。部屋での滞在は楽しみつつ、夜が更けてきたら静かに過ごすモードに切り替えましょう。
隣の人から苦情が来たら
ドアをノックされて「静かにしてください」と言われたら、こう対応しましょう。
- 心から謝る:「すみませんでした」。
- すぐに原因を止める。洗濯機を止める、声を落とす、その壁から離れる。
- 言い返さない、事情を説明しない、「もうしません」と約束もしない(そもそも起きるべきではなかったことです)。とにかく直しましょう。
苦情が続くと、ホストや管理会社に連絡が行って対応されることが多く、ゲストとしての評価にもはっきり響くことがあります。
クイズで確認
集合住宅の騒音について、3問で確かめてみましょう。