日本のゴミ分別 — 燃えるゴミと燃えないゴミの違い

燃えるゴミ、燃えないゴミ、ペットボトル、プラ、缶、びん。たいていはそれぞれ回収日が違います。アパートや民泊に泊まる旅行者が間違えやすいポイントを整理しました。

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何でもひとつの袋にまとめる

観光客がアパートでボトル・食品の包装・缶を混ぜて一つのビニール袋に詰め込んでいる
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ゴミを全部ひとつの袋に詰め込む

日本では、ゴミを全部ひとつの袋に入れて終わり、というわけにはいきません。燃えるゴミと燃えないゴミは別々の袋に分け(色の決まった袋を使う地域も多いです)、ペットボトル・缶・びん・プラスチック容器包装も、ふつうのゴミとは分けて出します(缶・びん・ペットボトルをひとつの袋にまとめて出す自治体もあります)。混ぜて出すと回収してもらえず、警告シールを貼られたまま置いていかれることもあります。

日本のアパートのキッチンに燃えるゴミ・ペットボトル・缶・プラスチック用のラベルの付いた小袋がきれいに並んでいる
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初日から、種類ごとに小さな袋を用意しておく

いちばん簡単なのは、最初から小さな袋をいくつか用意しておくことです。燃えるゴミ(生ゴミ、ティッシュ、ほとんどの紙類)用、ペットボトル用、缶・びん用、プラスチック容器包装用。最初の1日は面倒に感じますが、すぐに慣れます。どれに入れればいいか迷ったら、「(市区町村名) ごみ 分別」で検索すれば、たいてい分別表が見つかります。

収集日以外に出す

収集日ではない日に道端にぽつんと置かれたゴミ袋をカラスがつついている
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決められた収集日ではない日にゴミを出す

ゴミはたいてい種類ごとに収集日が決まっています。たとえば燃えるゴミは月曜と木曜、ペットボトルは火曜だけ、燃えないゴミは隔週の金曜、といった具合です。違う日に集積所に出すと、袋は何日もそのまま残り、カラスに荒らされて近所の人をとても困らせます。日本の住宅地ではこれを真剣に受け止めていて、多くの地域では町内会が集積所の管理を手伝っています。

カラフルな市のゴミ収集カレンダーがアパートの冷蔵庫に貼られており、曜日が色別に記されている
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カレンダーを確認して、収集日の朝に出す

どの日に何を出すかは、民泊のホストや大家さん、市区町村のウェブサイトにある収集カレンダーでわかります。ほとんどの地域では、ゴミは前の晩ではなく、収集日の朝に出します。カラスや動物に荒らされないためで、地元でもそれがふつうのルールです。次の収集日より前にチェックアウトするなら、残ったゴミをどうすればいいかホストに聞いてみてください。短期滞在向けの宿なら、たいてい何かしらの方法を用意しています。

洗わずに資源ゴミに出す

ラベルとキャップがついたままの飲みかけのペットボトルがリサイクルゴミ箱に投げ込まれている
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中身が残ってベタベタのボトルや缶を、そのまま資源ゴミに入れる

飲みかけのコーラのペットボトルを、ラベルもキャップもついたままペットボトルの回収に出す。これだけで分別ミスが3つ重なっています。ペットボトルや缶は中身を空にして軽くすすぎ、ラベルははがして(ラベルはプラスチック容器包装へ)、キャップも外して別に分ける必要があります。汚れたままの資源ゴミがあると、袋ごと回収してもらえないこともあります。

水道でペットボトルをすすぐ手、剥がしたラベルとキャップが横に別々に置かれている
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すすいで、はがして、分けてから出す

飲み終わったら、ボトルを水道で軽くすすぎ、ラベルをはがし(はがしやすいようにミシン目が入っています)、キャップを外します。これでボトル・キャップ・ラベルの3つに分かれます。ボトルはペットボトルの日に、キャップとラベルはたいていプラスチック容器包装として出します。手間がかかりそうに聞こえますが、10秒ほどで終わります。きちんと分別できているか、回収されずに残されるかの分かれ目は、かなりの部分がここで決まります。

部屋のゴミをコンビニに捨てる

観光客が大きな家庭ゴミの袋をコンビニの小さなゴミ箱に押し込もうとして、店員が心配そうに見ている
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泊まっている部屋のゴミをコンビニのゴミ箱に持っていく

コンビニのゴミ箱は、あくまでその店で買ったものを捨てるためのものです。空になったコーヒーカップ、おにぎりの包装、水のペットボトルなどですね。アパートやホテルのゴミ袋を持ち込んで押し込むのは、旅行者がついやりがちな近道ですが、はっきり禁止されています。家庭ゴミの持ち込みを禁じる貼り紙を出している店は多く、店員さんに注意されることもあります。

観光客がAirbnbのゴミ出しルールを読みながら、ラベルの付いた袋にゴミを分けている
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宿のゴミは、宿のルールに従って出す

Airbnbやウィークリーマンションに泊まっているなら、ゴミをいつ、どこに出すかはホストのハウスルールに書いてあります。コンビニに持っていくのではなく、そのルールに従いましょう。コンビニのゴミ箱に捨てていいのは、そこで買ったものの包装やボトルくらいです。ホテルに泊まっているなら、こうした心配はほとんどいりません。分別はたいていホテルがやってくれます。

なぜ日本のゴミ分別はここまで細かいのか

ホテルの部屋のゴミ箱しか使ったことがなければ、日本のゴミ出しがどれほど本格的なのか、気づかないまま帰国することになるでしょう。でも、Airbnbやウィークリーマンション、友人のアパートに泊まると、その全体像が見えてきます。キッチンにはゴミ箱がいくつも並び、冷蔵庫にはラミネートされた収集カレンダー、シンクの下には色分けされた袋。ルールは笑ってしまうほど細かく感じられるかもしれません。

これにはちゃんと理由があります。日本は人口密度が高く、埋め立てに使える土地がとても限られています。そのため何十年も前から、燃えるゴミは焼却し、それ以外はできるだけリサイクルするというやり方がとられてきました。だから仕組み全体が「出すときに分ける」ことを前提にできていて、一軒一軒の家庭がリサイクルの最初の担い手になっています。1990年代に環境対策が大きく進んで今の厳しい分別区分ができあがり、それ以来ますます細かくなっています。

住んでいる人にとって、分別は役所からの「お願い」ではなく、ご近所の目で守られている暗黙のルールです。ゴミ袋は屋外の共用の集積所に出すので、誰が何を出したかは近所の人にわかることが多いのです。中身が間違っていたり収集日を間違えたりした袋には、警告シールが貼られることが多く、「出し直してください」という意味で、みんなの目に触れる場所に残されます。

旅行者が、初日から全部のルールを覚えている必要はありません。でも自炊をするなら、分別しようと努力することは求められます。自己流で済ませず、ホストからもらった案内をきちんと確認しましょう。

まとめると:燃えるゴミ・燃えないゴミ・ペットボトル・缶・びん・プラスチック容器包装に分ける。資源ゴミはすすぐ。それぞれ決められた日にだけ出す。宿のゴミは絶対にコンビニのゴミ箱に捨てない。

知っておくと役立つこと

  • ホテルならおまかせでOK — 一般的なホテルや旅館に泊まるなら、分別はたいていスタッフの仕事です。ほとんどの場合、部屋のゴミ箱を使えば大丈夫です。この記事は、主にAirbnbやウィークリーマンション、長期滞在の人に向けたものです。
  • 無料の多言語ゴミ分別ガイド — 自治体は分別ガイドを出していて、英語・中国語・韓国語版をウェブサイトで無料公開している都市も多くあります。「(市区町村名) gomi guide English」で検索すれば、すぐに見つかることもよくあります。
  • 指定ゴミ袋 — 自治体によっては、スーパーなどで売っている色やロゴ入りの指定ゴミ袋を使わなければなりません。そうした地域では、手持ちの適当な袋で出すと回収されずに残されます。
  • 街なかにゴミ箱がほとんどない — 日本の街にはゴミ箱がとても少ないことにも気づくはずです。これはまた別の話なので、ゴミ箱がない理由の記事で詳しく紹介しています。要するに、ゴミは宿に戻るまで持ち歩くのが基本です。
  • 恥ずかしい警告シール — 分別を間違えたり収集日以外に出したりすると、多くの自治体では収集作業員が警告シールを貼り、袋を集積所に置いていきます。たいてい罰金ではありませんが、かなり恥ずかしいものです。近所の人にも気づかれます。

クイズで確認

ルールが身についたか、はい・いいえで答える3問で確かめてみましょう。

Quick check

Can you spot the right move?

  1. Q1 ペットボトルのキャップは、ボトルから外して別に分ける?

  2. Q2 日本では、ゴミを全部ひとつの袋にまとめて出してもいい?

  3. Q3 日本では、ゴミの収集日はどの種類も同じ?