小さなトレーが、現金の会計を回している
このお金を置くトレーは、カルトン(フランス語の carton から)や、単にお釣り用のトレーと呼ばれ、日本のレジの多くに置かれています。主な理由は二つ、手と手が直接触れないようにすることと、小銭を扱いやすくすることです。店員さんとお客さんの間に少し距離ができますし、日本では6種類の硬貨が使われているので、ひとつの面に並べておけば小銭が散らばらず、店員さんも金額をひと目で確かめられます。
この仕組みは、パンデミックの何十年も前からあります。こうしたトレーは昭和の初めごろに銀行やお店に広まりました。コロナ禍で、あらためて注目されただけです。
トレーがあれば現金はトレーに。店員さんが機械を示したら機械に。 ルールはそれだけです。
知っておくと役立つこと
- カードで払うとき — クレジットカードは、店員さんに手渡しするか、カウンターの端末に差し込んだりタッチしたりするのが一般的です。英語表示に切り替えられる端末もあります。
- ICカードやQRコード決済なら、トレーの出番はなし — Suicaでタッチしたり、PayPayで読み取ったりすれば、トレーは空のままです。
- 小銭を数えるには少し時間がかかる — 1円玉や5円玉をひとつかみトレーに出すと、店員さんはていねいに数えます。のぞき込まずに、数え終わるのを待ちましょう。それから会計が進みます。
- トレーでは物も受け渡しされる — レシートやクーポンなどの小さなものが、お釣りと一緒にトレーで返ってくることがあります。まとめて受け取りましょう。
クイズで確認
トレーを自然に使えるようになったか、3問で確かめてみましょう。20秒ほどで終わります。