日本では、外での飲酒はどう扱われているのか
日本には、アメリカやカナダの一部にあるような、外での飲酒を全国一律で禁止する法律はありません(ただし、渋谷の中心部など、地域のルールがある場所もあります)。自販機でビールを買って公園のベンチまで歩き、外で飲んでも法律上は問題ありません。お花見のピクニックにワインやおつまみを持っていくこともできます。新幹線で日本酒をちびちび飲みながら、窓の外を流れる富士山を眺めることもできます。どれもグレーゾーンではなく、普通に、広く行われていることです。
ただ、法律がないからといって、ルールがないわけではありません。日本ではその隙間を「周りからどう見られるか」という暗黙の了解が埋めていて、その感覚はかなり共通しています。目立っている、うるさい、ゴミを出している。そのどれかに当てはまれば、やり方を間違えています。理想的なのは、気持ちのいい午後に友人と公園で、静かに、きれいに、周りの人も嫌な思いをせずに飲む場面です。最悪なのは、夜11時にセブン-イレブンの前の地面に座り込み、空き缶を積み上げながら英語で大声を出し合う観光客のグループです。どちらも法律上は問題ない可能性が高いでしょう。でも、歓迎されるのは片方だけです。
うれしいことに、状況さえ読めれば、ルールはほとんど直感でわかります。リストを覚える必要はありません。周りに誰がいるか、自分の声がどれくらい大きいか、何かを残していないか。それに気をつけるだけです。外で飲む地元の人の多くは、静かに、きれいに、その場にふさわしい場所で飲んでいます。それに合わせれば大丈夫です。
ひとことで言えば:地元の人が飲む場所で飲み、静かに過ごし、ゴミは持ち帰る。
知っておくと役立つこと
- お花見と秋の公園ピクニック — 春のお花見と秋の紅葉ピクニックは、日本で外でお酒を楽しむ文化がいちばん盛り上がる時期です。公園は、木の下でビールや日本酒、お弁当を分け合うグループでいっぱいになります。大目に見られているどころか、お花見は何百年も続く伝統として楽しまれています。ただし、お花見のマナーは守りましょう。場所を取りすぎない、声は控えめに、帰るときは全部持ち帰る。
- イベントの飲食エリア — お祭りや大きな屋外イベントには、飲み食いの屋台が集まるエリアがあることが多く、お酒もその楽しみの一部です。ある場所でほかの人が堂々と飲んでいて、きちんと運営されているように見えるなら、おそらくそういう場所です。
- お酒の自販機もある — 日本には今も、ビールや日本酒を売る自販機が一部あります。昔よりずっと減っていて、新しいものの多くは年齢を確認する仕組みになっています。缶を買って近くのベンチで静かに飲むのは、たいていの場所で問題ありません。
- お酒は20歳から — 18歳でも21歳でもなく、20歳です。コンビニでは、たいていレジの画面で年齢確認のボタンを押すよう求められます。法律上は20歳からで、観光客も例外ではありません。
- 季節のビアガーデン — 多くの都市で、デパートの屋上や公園の広場、ホテルのテラスに季節限定のビアガーデンがオープンします。主に春の終わりから夏にかけてです。お酒を出す許可を取った正式な場所なので、外で飲んでいいのか迷う心配もありません。
クイズで確認
外での飲酒のルールをおさらいする3問です。20秒ほどで終わります。