日本のリサイクルショップがひと味違う理由
日本のリサイクルショップ業界は大きく、意外なほどきちんとしています。ブックオフのグループだけでも、国内に800以上の店舗があります。ハードオフと、その系列のブランド(オフハウス、ホビーオフ、ガレージオフ)は、家具から高級品、ヴィンテージの楽器、壊れた電化製品まで、あらゆるものを扱っています。名古屋や東京にあるコメ兵は、ブランド品や時計の専門店です。どれもチャリティショップや気軽な市場というより、整った小売店に近いお店です。商品は買い取るときに確認され、多くは状態ランクが付けられ、それに合わせて値段が決まります。それでも、買うものは自分でもざっと確かめましょう。中古の電化製品は特にです。
売る側の仕組みも同じくらいきちんとしていて、ここで戸惑う旅行者も少なくありません。日本の古物に関する法律では、リサイクルショップが品物を買い取る前に、売る人の身分証を確認して記録することが義務づけられています。任意でもお店の判断でもなく、盗品の売買を防ぐための国の法律に基づいた、守らなければならない決まりです。スタッフはあなたを疑っているのではなく、法律を守っているだけなのです。1万円未満の買取は免除されますが、本・CD/DVD・ゲームなど一部の品物は対象外で、旅行者が売るものはたいていこれに当たります。品物を持ち込む前に、どの身分証が使えるかをお店に聞いておきましょう。
覚えておくこと:値札の値段で買う、ランクはお店がつけたものと受け止める、売るときは身分証、商品はお店の売り物として扱う(実際そうなのですから)。
状態ランクのおおまかな見方
基準はチェーンや商品の種類によって違いますが、ランクはたいてい、良いものから順にこう並んでいます。
- 上のランク — 使った跡がほとんど、またはまったくない状態です。
- 中くらいのランク — 小さなすり傷や擦れなど、ふつうに使った跡があります。
- 下のランク — 目立つ使用感や傷があり、付属品が欠けていることもあります。
- ジャンク — 動作未確認、または動かない品で、現状のまま売られます。
知っておくと役立つこと
- ジャンクコーナー — ハードオフの店舗には、動作未確認の品や壊れた品を集めた「ジャンク」の売り場があり、とても安い値段が付いていることが多いです。保証なしの現状渡しです。何を探しているかわかっている修理好きの人には、たまらない場所です。
- 売るときは時間に余裕を持って — 本やゲームを箱いっぱいに持ち込むと、スタッフが品物をひとつずつ確認するので、査定にしばらくかかります。待つあいだにできることを用意しておきましょう。
- 店舗ごとに比べてみる — 同じ商品でも、別の店舗ではランクや値段が違うことがあります。高いと感じたら、あきらめる前に別の店舗ものぞいてみましょう。
- 委託販売もある — 高級品を扱う一部の店では、買取のほかに委託販売もしています。受け取る額が多くなることもありますが、品物が売れるまで待つことになります。
クイズで確認
リサイクルショップでのマナーをおさらいする3問です。20秒ほどで終わります。