日本の喫煙ルールが「逆」に感じられる理由
アメリカやヨーロッパで暮らしていると、喫煙は「外で吸うもの、屋内では吸わないもの」という感覚かもしれません。日本は、ある意味でその逆です。多くの都市では歩きながら吸うことはできませんが、一部のバーや囲われた喫煙室なら、屋内で吸えることもあります。路上喫煙の禁止が重視しているのは、歩道ですれ違うたくさんの人たちです。
その結果、日本の喫煙者は公共の場所のあちこちで吸うのではなく、駅前広場やビル前の広場、カフェの喫煙室など、決められた場所(喫煙所)に小さく集まって吸うことになります。欧米のやり方に慣れていると、このパターンに慣れるまで数日かかるかもしれませんが、わかってしまえばすっきりした仕組みです。ただし、多くの地域で路上喫煙の過料(たいてい1,000〜2,000円)は本当に取られますし、巡回員が取り締まっています。
街の中心部でのルール:屋外では喫煙所でだけ吸う。それ以外の場所では吸わない。屋内は表示を確認する。
知っておくと役立つこと
- 加熱式タバコ(IQOS・Ploom・glo)が普及している — 日本では加熱式タバコが広く使われています。多くの場所では、屋外では紙巻きタバコと同じルールです(千代田区では加熱式タバコも過料の対象です)。ただし、加熱式タバコ専用の喫煙室で食事ができる飲食店もあります。
- タバコはコンビニで買える — コンビニではタバコを売っていて、店の外に小さな喫煙スペースが残っている店もあります(撤去した店も多くあります)。レジで買って、喫煙スペースで吸い、吸い殻を捨ててから移動する。観光客にとっていちばん手軽な流れです。
- ニコチン入りの電子タバコは扱いが複雑 — 日本では、ニコチンを含む電子タバコ用リキッドは未承認の医薬品として扱われるため、販売できません。ニコチンなしのベイプは売られています。日本の店でニコチン入りのリキッドが買えるとは思わないほうがいいです。自分の分を持ち込むつもりなら、事前に最新の個人輸入のルールを確認しましょう。
- ホテルはどんどん禁煙に — 今では多くのホテルが禁煙ルーム中心で、喫煙ルームは限られていることがあります。喫煙ルームが必要なら、予約の前に確認しましょう。
- 携帯灰皿を持ち歩く — 日本の喫煙者の多くは、数百円で売っている小さな携帯灰皿を持ち歩いています。タバコを吸うなら、ひとつ買っておきましょう。吸い殻を道に捨てると、地域によってはポイ捨てとして過料を取られることがあります。
クイズで確認
喫煙ルールがわかったか、3問で確かめてみましょう。20秒ほどで終わります。