日本は本当に自販機の国
日本には自動販売機と自動サービス機が約390万台あり(2025年末、日本自動販売システム機械工業会による)、そのうち飲み物の自販機は約220万台です。駅、オフィスのロビー、静かな田舎道、山の登山口、小さな神社の前、人里離れた民家の前と、どこにでもあります。ほとんどが24時間動いていて、その多くは屋外に、人の見張りもなく置かれています。日本の自販機に出会うことは、多くの旅行者にとって思いがけない旅の楽しみのひとつになっています。
しかも、その品ぞろえの多さ。定番は温かい飲み物と冷たい飲み物で、缶コーヒー、緑茶、スポーツドリンク、炭酸飲料、そしておなじみのBOSSやジョージアといった缶コーヒーのブランドが並びます。ほかにも、缶入りの温かいスープ、ビール、日本酒、新鮮な卵、(急な雨のときの)傘、おもちゃまで売っている自販機があります。地方では、近くで飲み物が買えるのは自販機だけ、ということもあります。
マナーは難しくありません。混んでいる場所では自販機の前を占領しない、備え付けのゴミ箱を正しく使う、ボタンを押す前にホットかコールドか確かめる、小銭かICカードを用意しておく。基本はそれだけです。誰でも使いやすいように作られているので、こちらもちょっとだけ気を配りましょう。
ひとことで言えば:前を占領しない、ゴミは分別する、ラベルの色を確かめる、小銭を用意するかSuicaをタッチ。
知っておくと役立つこと
- BOSSとジョージア — 特によく知られた缶コーヒーブランドで、BOSSはサントリー、ジョージアはコカ・コーラの商品です。それぞれ主に自社の自販機で売られています。一度はどちらかを試してみてください。BOSSのテレビCMには、2006年からなぜかトミー・リー・ジョーンズが出演していて、その理由がはっきり説明されることはおそらくこの先もないでしょう。
- 季節限定の飲み物 — 飲料メーカーは季節限定や期間限定の味をよく出していて、自販機にも並びます。見かけたらチェックしてみましょう。
- SuicaやPASMOでタッチ — 交通系ICカードは、多くの自販機で支払いにも使えます。タッチして、ボタンを押せば完了。小銭を探す必要はありません。
- ガチャ — カプセルトイの自販機はまったくの別物です。ほとんどは硬貨専用で、飲み物も出てきませんが、とにかくやめられなくなります。予算を決めてから挑みましょう。
- 夜の自販機を撮る — 田舎や山の中で、夜にぽつんと光る自販機は、立派な撮影スポットです。
クイズで確認
自販機の使い方が身についたか、3つの質問で確かめてみましょう。