日本のサウナのマナー:マット、水風呂、そして取り置きできない椅子

日本のサウナブームには独自のルールがついてきました。マットに座る、水風呂の前に汗を流す、ととのい椅子をタオルで確保しない。常連と観光客を分ける4つの習慣。

そのまま木のベンチに座る

体から水が滴ったまま、むき出しの木のベンチに直接座っている入浴者
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体を濡らしたまま入って、木の段に直接座る

最初の10秒で2つ間違えます。ひとつはベンチに直接座ること。日本のサウナは共用で、乾いていて、木でできています。次に座る人が使う段に素肌を当てるのは、いちばん早く視線を集める方法です。もうひとつは水を滴らせたまま入ること。濡れた体は自分を冷やすので汗が出るのが遅くなり、十数人しか入れない部屋の席を長く占領することになります。

入口のカゴからサウナマットを取り、ベンチに敷いてから座ろうとしている入浴者
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入口で体を拭いて、サウナマットか自分のタオルの上に座る

多くの施設ではサウナ室の入口のカゴにサウナマットが積んであります。1枚取って、持って入って、その上に座り、出るときに使用済みのカゴへ。マットのない施設なら自分のタオルを折って敷きましょう。入る前に小さいタオルでしっかり体を拭くこと。これはマナーであると同時に、常連のほうが早く汗をかく理由でもあります。🧖

汗まみれのまま水風呂に入る

汗をかいたまま水風呂に直接入る入浴者と、しぶきを避けようとする隣の人
NG

サウナを出てそのまま水風呂へ

これが最大のNGで、実際に声をかけられる可能性があるのはこれだけです。水風呂はおよそ15〜18℃の動かない水を、その場の全員で共有しているタンクで、そう頻繁に入れ替わりません。全身の汗を持ち込むのは次の人にとって最悪です。頭まで潜る、タオルを浸ける、飛び込んで隣の人に水をかける、も同じです。

水風呂の横で桶を使って汗を流し、足から入ろうとしている入浴者
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汗を流してから、ゆっくり体を沈める

サウナと水風呂の間には、たいていシャワーか、タンクのそばの桶と蛇口があります。汗が落ちるまでしっかりかけ水をして、足からゆっくり、飛び込まずに入る。頭は水面より上、タオルは縁か頭の上に置いて、絶対に浸けない。1セットの目安はサウナ8〜12分、水風呂1〜2分、そのあと休憩。これを2〜3回繰り返します。🧖

タオルで休憩椅子を取り置きする

誰も座っていない外気浴の椅子にタオルが掛けられて確保されており、周りで人が立って待っている
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サウナに戻る間、外の椅子にタオルを置いて確保する

セットの間の休憩、いわゆる外気浴、みんなが「ととのう」と呼んでいるあの時間は、数が限られたリクライニング椅子の上で起きます。土曜の混んだ銭湯では、椅子は絶対に足りません。次のサウナに入る間タオルをかけて確保するのは場所取りで、日本で場所取りが受け取られる通りに受け取られます。二人がけのベンチを一人で占める、30分スマホを見ながら座り続ける、も同じです。

休憩を終えた入浴者が桶で外気浴の椅子を流している様子
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座っている間だけ使って、立つときは流す

休憩に実際にかかる10〜15分だけ使って、あとは空けましょう。座る前に小さいタオルで体を拭いて椅子をびしょびしょにしないこと。椅子の横に桶やシャワーがある施設では、立つときに流すのが地元の習慣で、だからこそ一日中使える状態が保たれています。セットの合間には水分補給を。たいてい給水機か自販機コーナーがあります。🧖

サウナ室で勝手なことをする

サウナストーンに水をかける入浴者と、それを見上げる他の人たち、そして開いたままの扉
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自分でストーンに水をかけ、出るときに扉を開けっぱなしにする

熱した石に水をかけるのは体験の一部に思えますが、日本のサウナではストーブは基本的にあなたのものではありません。ロウリュはスタッフが時間を決めて行う(アウフグースというタオルであおぐ演出つきのことも多い)か、セルフだと明示されているかのどちらかです。そう書かれていないのに勝手にやると、望んでいない人まで巻き込んで室温を上げてしまいます。もうひとつ静かに嫌われるのが扉で、大きく開けてそのまま閉まるに任せると、みんなが座って作った熱が逃げます。

サウナの扉を静かに閉めて、下段の空いている場所に座ろうとしている入浴者
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掲示を読んで、静かに動いて、扉は閉める

柄杓に手を伸ばす前に「セルフロウリュ」の表示を確認しましょう。アウフグースをやっている施設なら開始時間の掲示も。途中入室・途中退室を控えてほしいと案内している施設もあります。扉は一度の動作で開けて閉める。中では人をまたいで上段に行くより空いている席に座り、声は小さくか無言で(「会話はお控えください」と掲示している部屋もあります)、スマホはロッカーへ。浴室エリアでの撮影は例外なく禁止です。🧖

なぜルールが厳しくなったのか

日本のサウナは、かつては銭湯の片隅にある、誰も深く考えない部屋でした。ここ数年のブームがそれを変えます。サウナ専門施設、週末の枠が埋まる予約、そして独自の語彙 — セットの最後に訪れる、ふわっと落ち着いたあの状態を指すととのう。そして当然のように、部屋の中でどうふるまうかという共通の期待も生まれました。

浴室エリアのルールはそのまま全部あてはまります。何かに入る前に体を洗う、大きいタオルは脱衣所まで、スマホは持ち込まない。以下はサウナ室そのものに固有のルールです。

1セットの流れ

  1. 体を洗う。 どの風呂に入るときとも同じ。
  2. 体を拭く。 サウナの入口で。濡れた体は汗が遅い。
  3. サウナ8〜12分。 マットか自分のタオルの上に座って。壁の丸い12分計を見ましょう。
  4. 汗を流す。 シャワーかタンク横の桶で。
  5. 水風呂1〜2分。 足から、頭は上、タオルは水に入れない。
  6. 休憩10〜15分。 椅子で、あれば外気浴で。
  7. これを2〜3回、合間に水分補給。

誰も時間を計ってはいませんが、部屋にいる全員がこの形をなぞっています。これを知っているだけで、周りの動きのほとんどが説明できます。

行く前に知っておきたいこと

タトゥー。 銭湯や温泉と同じ制限がここにも適用され、見えるタトゥーを断る施設は多く、都市部のサウナ特化型では大丈夫なところもあります。払う前に確認を。

マットのカゴ。 使ったサウナマットは、きれいな山ではなく所定の使用済みカゴへ。

会話。 慣習として無言の部屋もあれば、掲示でお願いしている部屋もあります。連れではなく部屋に合わせましょう。

アウフグース。 案内板に時間が出ていればスタッフ主導のイベントです。途中で扉を開けるのではなく、最初から参加しましょう。

ちょっとチェック

初回から常連に見えるか、3問で確かめてみましょう。

Quick check

Can you spot the right move?

  1. Q1 水風呂に入る前に、体の汗を流す必要がある?

  2. Q2 次のサウナに入る間、外の休憩椅子にタオルを置いて確保していい?

  3. Q3 サウナストーンには好きなときに水をかけていい?