天ぷらが「うるさい」と言われる理由
コンビニや気軽な定食屋の天ぷらは、ただの揚げ物です。どう食べても自由で、ルールはありません。でも、天ぷら専門のカウンター(職人さんがひとつずつ揚げて目の前に置いてくれる小さな店)の天ぷらは、タイミングにこだわった料理です。油から上がって皿にのるまでわずか数秒、そこから先は一秒ごとにおいしさが落ちていきます。マナーは上品に見せるためではなく、職人さんが揚げたてを出してくれたものを無駄にしないためのものです。
だからルールはどれも同じ方向を向いています。すぐ食べる、順番どおりに食べる、浸しすぎない。
塩か天つゆか — 早見表
カウンターの店では両方が出てくることが多くあります。どのネタをどちらで食べるかは店によって違いますが、おおまかな目安はこうです。
- 塩(そのままの塩、味つきの塩のことも):衣のサクサクや素材そのものの味を楽しみたいネタに。天ぷらの上からひとつまみ振りかけます
- 大根おろし入りの天つゆ:さっとつけて。こってりしたネタに使うことが多いです
- どちらもつけない:職人さんが「そのままどうぞ」と言うこともあります。素材の味そのものを楽しんでほしいからです。そういうときは言われたとおりに食べてみましょう。
わからないときは、置くときに職人さんが何と言うかを聞きましょう。何も言われなければ、たいてい「お好みで」という意味です。
クイズで確認
いちばん大事なNGを押さえる3問です。20秒ほどで終わります。